保活ママへ送る、保活のコツ(都心某区の例を参考に)

保活のプロセス

 

この時期なにかと話題になる【保活】

今年(2019年)は、幼保無償化もあっていつもより話題ですね。

 

私がいる区は、都心の某区。

待機が数百人いる、都内としてはソコソコの競争率の区です。

 

ただ、会社の人たちの話を聞いていても区によって保活の仕方にあまり差はないように感じでいますので、

私がやった保活のプロセスを何かのご参考になればと記載します。

 

保活は妊娠中から始まる

保活本・サイトを読む

これはベースの知識を得るためです。

保育園ってどんなのがあるの?保活ってなにするの?といった基礎的な知識をインプットします。

最近は各種サイトも発展していますが、私は日経dualが編集した本を読みました。

 

保育園に入りたい! 2019年版 (日経BPムック 日経DUALの本)

保育園に入りたい! 2019年版 (日経BPムック 日経DUALの本)

 

 

 
区役所へ情報収集

子供を保育園に預けることが決まったタイミングで、すぐに区役所の保育園を管轄している窓口に行ってください。

この「決まったタイミング」とは、働き続けることが確かであれば、生まれる前も当然含まれます。生まれたあとはなおさらです。

 

まず、昨年度配布されている募集要項を入手

「今年度のじゃないよ~」と言われても対策を考えるために参考資料として入手

そこで親切そうな係員であれば、いろいろ教えてもらってください

今は激戦で必死なことはみんな知っているので、親切な方であれば親身に教えてくれます。

先方は忙しいので、保活本で収集できないその地域独自のことを聞くとよいです。

例えば、

  • 激戦区はどこか
  • 自分の住む地域の競争率はどこか
  • 昨年合格ラインとなった点数はどこか
  • 自分が行きたい保育園の合格ライン点数はどこか

あたりは押さえたいです。

親切なら得点を上げるポイントまで教えてくれます。

この募集要項の熟読がおいおい勝敗を決します。

 

近隣の保育園のリスト作成

このサイトを見てらっしゃる方はご存知かもしれませんが、保育園には3種類あります。

  1. 認可保育園
  2. 東京都認証保育園
  3. 認可外(無認可)保育園

大体1→3の順に希望している方が多いです。

1から3の順で金額が安く、同じ順番で施設が整っていることが多いからです。

(個人的には、認証と認可外に大幅な違いはないように思っていますが、若干認証のほうが広いところが多いかな…)

 

まず、

そして、1~3に分類、距離等の重視したい条件で分類。

激戦区であれば、なるべく広い範囲をターゲットに挙げることをお勧めします。

 

ここで優先順位付けをします。

 

ここらへんでパパを巻き込むのもいいでしょう。

どこの園には、だれが見学にいくのか、もしくは二人でいくの、といった分担とか相談しても良いかと思います。

 

さっそく見学&予約

この中で、自治体が運営しているものは1に入ります。数々の規制がされます。

一方で、2や3は民間企業がやっているので、事前予約ができる施設があります。

つまり、妊娠中でも、生まれてすぐでも、早急に予約リストに名前を載せて、

保育園に預けられる可能性を高めておきます

 

私の場合は、生まれて(4月生まれ)3か月後くらいに見学に行きましたが、その時点で数十人待ちでした…。

 

 

生まれたあとにすること

妊娠前にできていないことはする

妊娠前になにか事情があって、上記のうちに、できていない項目があった場合は、体力と相談し、済ませておきましょう。

 

募集要項の熟読・ポイント獲得戦略を練る

募集要項の、特に点数に関わるページを、一言一句チェックしてください。

すでにご存じの方も多いですが、保育園に入るためには各家庭に配点を行い、その点数が高い順に合格していきます。

その配点基準が細かく定められています。

 

配点=基本点+加点(減点)

です。

 

まずは家庭の基礎点を調べましょう。

この時点で満点じゃないと相当厳しいので、とにかく満点にできないか区役所とも相談てください。

 

次に最も重要な加点対策です

 

多くの場合、加点要素は以下に分けられるのではないでしょうか。

【なかなか条件を満たせない要素】

  • 兄弟がいる
  • 母子家庭
  • 住民税非課税または生活保護世帯

ここはなかなか得点するのが難しく、ここがいけれは相当有利です。

 

【加点狙えそうな部分】

ここからが本番!

  • 待機期間
  • 事前に預けて働いているか

ここらあたりが加点要素になっている自治体が多いのではないでしょうか。

ここをいかに取れたかがポイントになりそうです。

 

まず、待期期間の問題です。

期間を確認したら、点数を取りに行ってください。

例えば待期期間半年で、得点が得られるOR同点の場合の優先順位に影響するなら、半年前までに申し込みをして待機児童になりましょう。

この時になるはやで預けたい、とかでなければ、人気がありそうな園専願で出すとまずまず不合格になり、待機児童になります。

まずは、ここで得点ゲットOR優先順位向上!

 

次はキモ!

事前に預けて働いているか、ですが、これは認可園の募集前に、認証や認可外やベビーシッター等有償のサービスを利用して一定期間預けて働いていれば、加点してくれる仕組みです。

 

その期間と基準期間、対象となる有償施設を確認してください。

私の区では、受付日までに週に15時間×3か月とかの縛りがありました。

 

よっていける保育園探し、復職交渉をしました。

 

いける保育園は、認証・認可外行きたいところ(正確にはどうしても行きたくないところを除く感じ)すべてに空き状況を聞いてみます。

それで、あればそこに預けて復職しますし、

見つからない場合は区によってはベビーシッターでも認めてもらえるので、ベビーシッターという選択肢もあります。

 

 

ここまでくれば結構加点が進んでいると思いますので合格ラインに手が届いているかと…

 

あとは、同点後の優先順位でなんとかなりそうなものを探して、なにか手立てが打てるならやっておいてください。

 

 

預ける年齢

0歳クラスが圧倒的に有利、でも・・・

子供を預ける年齢、それは0歳児クラスが最も有利です。

友人で早生まれの子を持つ親は、0歳児が有利だからという理由で3か月から預けました。彼女の場合は加点の対策がほとんどできなかったと思いますので、

そこくらいはせめて…といったところでしょうか…

合格し、今は保育園に通わせています。

私の娘は認可外に半年から、認可保育園は0歳児にも関わらずほぼ1歳で入園しましたので、あまり違和感はなかったのですが、

 

入りやすさ云々の前に「ママがいつまで自分と二人の時間を持ちたいか」といったところがとっても大切だと思います。

 

保活のためだけに、早く預けるのはちょっと…

といった考え方もあると思います。

ある程度保育園に入れないリストを踏まえて、その選択をすることも、

また、素敵なことだと思います。

 

よく考えてご判断ください。