【コンサルを目指す学生さんへ】エントリーシートの書き方

エントリーシートは1行ですべてを示す!

コスメ系のブログにしようと思って息巻いていたけど、3日と持たなさそうなので、最近気になったこととかを書いていこうと思いなおしました

 

最近、気になったことといえばこれ。

私は大手のコンサルファームでコンサルタントとして勤務しています。

先月は新卒採用の面接をさせていただきました。

 

そこでたくさんエントリーシートを拝見しましたが、まず、最初の印象が、

長い!!!

 

各項目(忘れたけど、志望動機とか強味弱み的なこと)の枠いっぱいにびっしり書いてある……これ、短時間で読めないから…涙

とはいえ、短すぎても「大丈夫か?」となってしまうので、おすすめは、

質問に対して、後半の内容をまとめて、(なるべく)1行で回答すること

 

まず、「質問に対して1行で回答すること」

 

これは入社してビシビシ鍛えられると思うんだけど、

  • 結論から話す
  • 質問には、ダイレクトに答える
  • シンプルに大切なところを表現する

これはコンサルとして基礎的なスキルです。

面接するコンサルタントのみんなはこれが当然だという世界で生きています。

起承転結とか忘れました、、、という世界で生きています。

 

時間もあんまりありません。

 

最初の1行で判断します。(時間ないし、結論だけ見とくか…)

 

よって学生の方には、最初の1行で質問に対する答えを書いてほしい、書いたほうがいいと思う。

 

例えば、

「あなたの長所は?」

1行目は最低でも「私の長所は●●です。」

長所を聞いているのに、「私は、サークルのリーダーをしていました」とかから始めないように…

 

次に、「後半の内容をまとめて」の部分ですが、

これもコンサルギョーカイが大好きな、ピラミッドストラクチャーとか構造化とか言われる部分なんですが、

質問に対するシンプルな答えに対して、

後半では、その結果に導く論拠やその結果得られたことを示していく必要があります。

 

①論拠を示すタイプ

「あなたの長所は?」

【回答】調整力

【定義】調整力とは、複数のグループの折衝点を探し、それに納得してもらう力

【身についた背景・理由】

・部長をしているインカレサークルには多様な人種が集まっており、衝突もしばしば

・円滑な運営のためには、折衝点を見つけ、その折衝点を、各構成員に納得してもらうために説得して回る必要があり、調整力が身についた

【具体例】当該インカレサークルでは、日本人・中国人・…など文化やバックグラウンド異なる人が集まっており、例えば●●でもめることがあった~~~~

 

こんな流れでしょうか。

 

そうなると、後半をまとめて書くとすると、

「私の長所は、多人種で構成されるインカレサークルを運営していくために身に着けた調整力です」

という感じになります。

 

ここで【定義】の部分は、回答が具体的であれば考える必要はないですが、(例えば語学力とか)

ある程度抽象度の高いもの、人によって解釈が違うものについては設定したほうが考えがまとめやすくなると思います。

 

 

 

 

②結果得られたことを示すタイプ

結果について具体的に示すことになると思います。

(抽象的に書くこともできるかもしれませんが、事例がたくさんないといけないので、難易度は高いと思います。)

「あなたの長所は?」

【回答】語学力

【定義】日本語、英語、中国語についてビジネスレベル、韓国語、フランス語について日常会話レベルの語学力

【結果得られたこと】

インターンで参加した〇〇企業の中国進出プロジェクトに参加し、中国企業との折衝を担当した

・韓国語、フランス語は、クラスメイトの韓国人・フランス人が観光する際に同伴して通訳をした

 

といった流れでしょうか。

 

そうなると、後半をまとめて書くとすると、

「私の長所は、ビジネスレベルで通用する日英中、観光時の通訳ができるレベルの韓仏の、語学力です。」

という感じになります。

 

 

ちなみに、ですが、

後者の結果訴求型のほうが難しいと思います。

理由はその結果が社会人が見ても納得できるレベルの結果である必要があるからです。

 

一方で出せたら即戦力としてのイメージがわきやすいので、非常に有利でもあると思います。

 

 

でも、いずれにせよ、

コンサルは論理力命!

なので、

きっちりロジックは固めていきましょう。

 

 

やっぱりコスメよりこっちが向いてるなー

 

おしまい